災害対応

1月23日に愛知県福祉総務課監査指導室による実地指導がありました。
午前中にまるくてワークス、午後からはぬくもりワークスの日程で、それぞれ運営と人員、報酬について書類等の確認をされました。
私はまるくてワークスの会計担当者ですので同席し、対応をいたしました。
その中で、終盤にBCP(事業継続計画)の提示を求められました。
その時は印刷したものがあったため、すぐに提示ができたのですが、その後に自身の手元のデータを確認したところ、自然災害発生時のBCPは数年前に作成したままのものであり、感染症に関するものはコロナに特化したものがあるだけでした。

BCPについては令和3年度の障害福祉サービス等報酬改定の際に、全ての障害福祉サービス事業者はBCPを策定し、その内容を従業者に周知するとともに、必要な研修及び訓練を定期的に実施することが義務化されています。(経過措置:令和6年3月31日まで)
しかし、記憶をたどっても災害時のBCPは1度見直しをしたと思いますが、研修や訓練等を実施した記憶はありません。
恥ずかしながら私自身は、BCPの内容をあまり記憶しておらず、実際に事が生じた際に、適切に行動できる自信がありません。

今年は年明け早々に能登半島地震や羽田空港での衝突事故など、暗いニュースが続きました。
地震の被災地域では福祉避難所として一般の避難所で生活するのが困難な方たちを受け入れている映像を見ました。
ぬくもり福祉会の事業所も福祉避難所としての協定を安城市と締結していますが、いざその時になったら円滑に対応できるか個人的には不安です。
衝突事故に遭った日本航空の乗客は客室乗務員の迅速かつ適切な対応で全員無事避難することができたのは、日ごろから厳しい訓練を定期的に実施されていたことよるものという記事を読み、訓練の大切さを実感しました。

ぬくもり福祉会がある地域では、近いうちに大きな地震が来ると私が小学生の頃から聞かされてきました。
それから40年ほど経ちますが未だ来ていません。
国内で大きな地震が発生した今が、地震への対応やその後の対応についての情報が多く溢れ、計画の見直しや訓練等を実施するのに良いタイミングではないかと思っています。
私自身も有事の際に適切に行動できるよう、BCPを改めて読み込もうと思っています。